建物を建てるなど

 21世紀が始まるころは家づくりと言えば新築が多かったのですが、今は改修やリフォームなどが工事の半数を占めている状態です。どちらがいいということはではなく、いろんな要因で決まっているように思います。

 

やはり新しい住まいに住むことになるのであれば、検討することなどが結構多く大変なこともありますので、なるべく専門家と一緒に設計にかかるほうがいいかと思います。そしてその中でも一つ、二つが実現すればいいという、少しおおらかに進めるといいかもしれません。

例えば、日当たりがいい家を希望した場合、密集した街中では太陽光のが入る位置が決まってきますので、日当たりを確保しようとすれば、2階などにリビングを考えることもありえます。バリアフリーを希望した場合、上下階の解消にはエレベーター設置も候補になりますが、費用との兼ね合いも考える必要があります。古い家を購入して、自由にリフォームしたいと考えても、耐震性の問題や劣化が意外と進んでいればそこに費用をかけることとなり、なかなか希望通りにいかないこともあります。そのような検討すべきことは専門家である設計者と一緒に検討を進めていかれることをお奨めします。ただし、新築マンションやいわゆる建売でもよくできたものもあり、希望にかなうならば選択の一つになるかと思います。

 

希望したものを形づくるのが工事とすれば、どこに工事してもらうかも大事ですので、専門家と相談して、工事費や工程なども契約前に確認が必要かと思います。そして工事中も現場へ立ち会って、内容の確認が必要かと思います。工事はよくわからないかと思いますので、専門家と一緒に確認されることをお奨めいたします。

 

・設計時のポイントとしましては、施主の希望、建物性能とイメージ、費用、法令など設計条件の整理とそれを実現する相棒が大事かもしれません。

・工事時のポイントとしましては、やはり工務店の選定(今までどのような建物を手掛けたか、設計内容に工務店が適しているかなど)が大事かもしれません。